死ぬまでにせめてあと1000冊は読みたい

読書記録です。アラ還の2020年5月からカウントを始めました。果たして1000冊までたどり着けるのか

11冊目は『たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座』田丸雅智

6月の読了冊数は4冊でした。取り敢えず目標の3冊は上回ったので一安心です。

7月最初の本はこちら

たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座 増補新装版

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154ページの薄い本

田丸雅智さんというのは、ショートショートの小説家なんですね。普段、ショートショート小説を読まないので、知らなかったのですが。

 

その田丸さんが普段行っているショートショートの書き方講座をそのまま本にしたもののようです。「誰でも〜」っていうタイトルの本は大抵怪しい感じなのですけど、書店の店頭でパラパラっと見た時、これなら本当に書けそうだと思って購入してみました。私はマニュアル好きなのですが、この本はまさしくショートショートを書くマニュアルみたいなのです。

 

付録にワークシートの見本が付いています。実際に私もこの本に沿って、ワークシートに記入してみました。そして確かにおかしな言葉を作ることができ、そこから超ショートショートの小説を書くことができました。

 

この本によると超ショートショートではなくショートショートは、2000-4000字位のようです。そこで、更に頑張って2600字位の小説にしてみました。

 

この超ショートショートからショートショートにする過程は、この本だけでは難しいとは思います。話が破綻しないように、オチがあるようにと考える中で結局最初の超ショートショートとは少し違った話になっていきました。

 

でも、まあ確かに一度も小説を書いたことがない人にやってもらうと、一つ話を書き上げることができて満足するのではないかと思います。

 

あと、日本語学校の学生にやらせるのも面白いかも、とも思いました。

 

ただ、二作目を作るのは単純にこの手法だけでは今ひとつな気がします。これはあくまで第一作目を作るのに適した手法なのではないかと。でも、なるほどなーと思うとは思いますよ。