死ぬまでにせめてあと1000冊は読みたい

読書記録です。アラ還の2020年5月からカウントを始めました。果たして1000冊までたどり着けるのか

2021年5月に読んだ47-54冊目

今月は、冊数だけは稼げました。すぐに読み終わる実用書が多かったので。

 

緊急事態宣言で、お出かけ大好きの私もどこへも出かけられず、脳梗塞で入院した夫の親戚を老人施設に入れるべく資産状況を探ったり(これが大変だった)、施設を検討したり。コロナで面会もできず、リハビリ病棟に移った本人の改善状況もわからない。誰とも面会できないんじゃ、監獄にでも入った気分になっているのではないかと。きっと本来回復すべき能力も戻らないのでは、と心配です。

 

47冊目は

 

 

最近、私も夫も中途覚醒することが多くて、歳のせいでもあるとは思うけど、鼻が詰まって目が覚める気もする。ということで、こちらの本。何か治療法があるらしいけど、それでわざわざ耳鼻科に行くのも面倒と思ってしまいましたが、取り敢えず鼻うがいはしてみようとハナクリーンは買いました。私はあまり変わらなかったけど、夫は少し調子が良くなったらしいです。

 

48冊目は

 

 

著者が認知症専門医であるところにひきつられてこちらを。何しろ親がアルツハイマーなので、いつか自分も、という不安がつきまとう。でもまあ、中味はそれほどでもなく、既に4行程度の簡易な日記は書いているし。それ以上に驚いたのが、著者の父親が発症した脳梗塞が、夫の親戚と同じだったということ。字が書けないが話は普通にできて、珍しい症例らしい。道理で最初に親戚を近所の町医者に連れて行った時、「脳梗塞じゃないと思う」と言われたわけだ。

 

49冊目は

 

 

 

 

 こちらは、角田光代さんが雑誌や新聞に書かれた書評を集めたもの。一番古いのは2007年。さすがにそこまで遡るとちょっと古いな、というのはある。こういう書評本は、読みたい本が増えてしまって危険なので、なるべく素知らぬ顔で読むことにした。350冊紹介されているが、現段階で購入したのは1冊。あと、電子書籍のサンプルを読んで保留にしてあるのが3冊。少なめに済んで一安心。でも、これを読むと角田さんが好きな作家もよくわかるというものである。

 

ちょっとした区切りの50冊目。

 

 

このバレリーナ芸人、松浦景子さんのことは全く知らなかった。本当にたまたまメルカリを開いたらこの本が出てきて、わっ何々ってことで即購入。バレエ好きなんです。まあ、憧れですね。この方、かなり本格的にやっていらしたのに今は芸人って、そのギャップもおかしい。YouTubeの動画が先でそこからこの本を作ったようです。一度ナマも見てみたいと思いました。

 

51冊目

 

 

これは、前述の『物語の海を泳いで』に出ていた本。夏石鈴子さんも全く初めてです。そしてこの方と私、同い年。

短編集なんですけど、角田さんは「どの小説も官能的である」と書いています。確かに色々なセックスシーンが出てくるんだけど、人情物もあれば、何かおかしな話もあって、みんな内緒にしている裏ではこういうこともありそうと思える話だった。

 

52冊目

 

 

この本は、今、書店で平積みになっていて、かなり売れているようです。まあ、私は緑内障でもあるので、取り敢えずやってみようかと。それでよくなるかどうかはわからないけど、気持ちは良いです。必要なところは10数ページだけですけど、それでは本にならないので、まあ仕方がないですね。

 

53冊目は

 

 

今月は健康関連の本が多い。胃も弱いです。春に調子が悪くなることがよくあって、その度に色々試すんですけど、今回も調子が悪くなったところでこの本に。あんまり目新しいことはありませんでしたが、この本と同時に薬を飲んだりしている内に回復しました。ゾンビ体操はまあ、良さそうかな。

 

54冊目は、

 

 

本屋で見かけて、へーこういう本があるんだと。実は今、BL小説関係の仕事をしていて、参考になる本を探していることもあり、ちょっと読んでみました。分野別に官能小説が紹介されているけど、なかなか紹介文を読むだけでは読む気になららいものです。試しにこれに載っていた小説を一冊読み始めてみたけど、途中で飽きてしまいました。第5章の「ちょいエロ」に出ている一般の小説の方がメインストーリーに軸足がある分、面白い気がします。官能小説ってたとえ女性向けに女性が書いたものであっても、肌感覚が合わないと、気持ち悪くなってしまうな、と思いました。

 

番外編

その1

 

 先月書きました通り、こちら『本の雑誌5月号』は、独立系書店の紹介が載っていて、行ってみたくなる書店のリストが出ています。あーコロナが終わったら順番に行ってみたいものです。

 

その2

 

 

コミックエッセイ。闘病物です。闘病記は基本好きです。38歳で大腸ガンステージⅣを宣告された著者の話です。鳥獣戯画風に主要な登場人物は動物。本人うさぎになっていて、人の形じゃないから生身が生々しくない。そこがいいです。しかし、彼女の生い立ちは生々しかった。でも、SNSに励まされたりしていて、そういう風に使われると、SNSがある時代で良かったな、と思います。