死ぬまでにせめてあと1000冊は読みたい

読書記録です。アラ還の2020年5月からカウントを始めました。果たして1000冊までたどり着けるのか

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

10冊目は恩田陸『チョコレートコスモス』

恩田陸さんの本は、『夜のピクニック』『図書室の海』『蜜蜂と遠雷』『祝祭と予感』に続いて5冊目です。このチョコレートコスモス (角川文庫) 559ページの厚目の本です は、蜜蜂と遠雷(上)(下) (幻冬舎文庫)を読んだ後に、同じ傾向の話ということで読む…

9冊目は『沈黙のひと』小池真理子

私の父は今年88歳になり、現在初期?のアルツハイマーです。病気は他にも色々持っていますが、まだ毎日一人で散歩に行けるくらいには元気で、母と二人暮らしをしています。 そのため、認知症の父(夫)の小説 長いお別れ (中島京子・文春文庫)もとても興味…

8冊目は志賀直哉『小僧の神様』

志賀直哉は多分、中学とかの教科書で読んで以来でしょうか。『城の崎にて』は読んでいると思うのですが、今回のこの短編集 小僧の神様 他十篇 (岩波文庫) 『小僧の神様』は他に新潮文庫でも出ているが、入っている話は違うらしい。 にも『城の崎にて』が入っ…

7冊目は小松左京『復活の日』

表紙絵は生頼(おおらい)範義氏 復活の日 (角川文庫) は、1964年に書かれた小説です。1980年に深作欣二監督により映画化されています。深作監督がたまたま高校のOBだった関係で、当時名前だけの映画研究会部員だった私のところにも試写会のチケットが回って…