死ぬまでにせめてあと1000冊は読みたい

読書記録です。アラ還の2020年5月からカウントを始めました。果たして1000冊までたどり着けるのか

読書

2021年11月に読んだ70-72冊目

もう、毎月、最低ノルマの3冊をこなすべく必死に月末を過ごすという感じになっています。お陰で、厚い本が読めないという。 ということで、70冊目。 『愛の不時着』論―セリフとモチーフから読み解く韓流ドラマ 作者:本橋 哲也 ナカニシヤ出版 Amazon これ…

2021年10月に読んだ67-69冊目

10月も、相変わらず「愛の不時着」沼から抜け出せませんでした。OST(オリジナル・サウンドトラック)の楽譜を買って、10年ぶりのキーボードを弾いています。ボロボロですけど(腕もキーボードも)。 さて、67冊目 韓流スターと兵役 あの人は軍隊でどう…

2021年9月に読んだ64-66冊目

「愛の不時着」は見終わったのですけど、完全に沼落ちしてしまい、毎日のように好きなシーンを見返している始末です。男性主役のヒョンビン扮する北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョクが素晴らしく、表情がヒョンビンとはまた違うので、役者さんってすごいですよね…

2021年8月に読んだ61-63冊目

最近、月に3冊読むと安心してしまって、そこで終わりがちです。もうちょっと読みたいのですが、今頃ですが韓国ドラマ「愛の不時着」を見始めてしまって、ようやく半分なので、しばらく読書時間がうまく取れないかもしれません。 さて、61冊目 認知症はよ…

2021年7月に読んだ58-60冊目

7月は、東京オリンピック。オリンピックが始まると間違いなくコロナの感染者が増えると思い、上旬に旅行をしてきました。まだその頃に旅した県は、みんな1日の感染者数が10人以下だったのですけどね。 さて、旅行をしていると、仕事が滞る→読書時間を削…

2021年4月に読んだ44-46冊目

いつまで経っても終わらないコロナ、回ってこないワクチン。何やっているんだこの国は! の中、夫の独り身の親類が脳梗塞になり、たまたまそれに気がついた私たち夫婦で入院させることができて一安心、だけどこれからどうする?でまたもや色々大変な日々です…

2021年3月に読んだ41-43冊目

3月は一冊、分厚い本を読み始めてしまったため、やはり3冊で終わりました。 41冊目は、 青春とは、 (文春e-book) 作者:姫野 カオルコ 発売日: 2020/11/19 メディア: Kindle版 久しぶりの姫野カオルコさん。 姫野さんは私より5歳ほど年上なんです。 で、こ…

2021年2月に読んだ38-40冊目

2月は、15日まで一冊も読み終わっていなくて、読みかけの本で終わりそうなのから読み始めて(読みかけの本なら沢山あるのです)、最低義務としている3冊にたどり着けました。2月は短いですしね。 38冊目 解錠師 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 作者:ス…

2021年1月に読んだ34−37冊目の本

正月は例年、親と温泉に行くのですが、コロナでそれもできず、ゆっくり本が読めるかと思ったけど、結局年賀状の返事書きで終わってしまい、ちょっと残念でした。それでも4冊読めてノルマは果たせました。 34冊目 家をせおって歩く かんぜん版 (福音館の単…

2019年12月に読んだ本31-33冊目

12月は、住む人のいなくなった夫の実家を売りに出すことになり、家具とか雑貨とかの引取を見積もってもらったら、50万円と言われたり、高級家具の買取価格が1000円とか、本当もう疲れます。そんな中何とかノルマの3冊を読みました。 BUTTER(新潮文庫) 作者…

11月に読んだ本29-30冊目

11月は、前月に亡くなった夫の親の手続きに振り回されていました。今まで均衡を保っていたきょうだいの仲にちょっとひびが入ったり(相続自体で揉めているわけではないのですが)、相続って均等に分けるのでさえ、面倒なことが起きるものだと実感していま…

 26-28冊目。10月に読んだ3冊の本

10月に夫の親が亡くなり、仕事も忙しく書く時間を作ることができませんでした。 そんな中でも何とか3冊読み終わりました。 26冊目は、 ぼけますから、よろしくお願いします。 作者:信友 直子 発売日: 2019/10/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) 同じ…

24冊目は『アフリカ旅物語 北東部編』田中真知

田中真知さんの本は、『たまたまザイール、またコンゴ』、『孤独な鳥はやさしくうたう』に続いて3冊目です。 帯の推薦文が辻邦生氏! 1994年に出た古い本です。そしてこの本の出版社、凱風社は倒産してしまい、当然ながら絶版です。私も古本で入手しました…

23冊目は芥川賞受賞作『破局』遠野遥

これも『首里の馬』と同じく、文藝春秋9月号で読みました。 破局 作者:遠野遥 発売日: 2020/07/04 メディア: Kindle版 文藝春秋に掲載されていた著者のインタビューに、「主人公が気持ち悪い」って言われていると出ていましたが、私は別にそうは思いません…

22冊目は、芥川賞受賞作『首里の馬』高山羽根子

8月は6冊。私としてはかなりいい感じです。 さて今回、22冊目と書くのは少し抵抗がありました。この小説は単行本で出ていますが、私が読んだのは、芥川賞受賞作が掲載されている文藝春秋9月号です。でも、ここはちょっとお許しいただきましょう。 首里…

20冊目は『日本語教育ガイドブック(上)』

前にも書きましたが、私は新米に近い日本語教師なので、日本語教育関連の本をちびちび読んで、お勉強しています。今回は、成長する教師のための日本語教育ガイドブック〈上〉(川口義一&横溝紳一郎著 ひつじ書房) 305ページの内、60ページが参考文献…

19冊目は、またまた冒険物『ダリエン地峡決死行』北澤豊雄

こちらも、『たまたまザイール、またコンゴ』と同じく、こちらの記事で紹介されていた本です。 ダリエン地峡決死行 (産業編集センター・わたしの旅ブックス) 税別1,100円とお手頃なためか、中は白黒写真なのがちょっと残念。 帯に書いてある通り、コロンビア…

17冊目は『うちの子が結婚しないので』垣谷美雨

垣谷美雨さんの本は『老後の資金がありません (中公文庫)』に続いて2冊目です。『老後の資金がありません』の時にも思ったのですが、とってもリアル現実という話でした。 うちの子が結婚しないので(新潮文庫) 帯に引きつけられました。 我が家にも20代後半…

16冊目は『やめるときも、すこやかなるときも』窪美澄

7月は後半に読了できませんでしたが、5冊読了だったのでまあ良しとします。 さて、16冊目は『やめるときも、すこやかなるときも』 (集英社文庫) 初出は「小説すばる」 写真の下に、ブックバンドが写っていますが、これが欲しくて集英社文庫のナツイチに選ば…

14冊目は『死に山』-世界一不気味な遭難事故

基本的に翻訳物はあまり好きではありません。それは日本語がどうしても不自然だからです。私は日本語の添削や校正も仕事にしています。欧米人の書いた日本語の文章を「日本語として不自然にならないようにしてほしい」などと依頼されますが、まず無理なので…

13冊目『たまたまザイール、またコンゴ』(田中真知)は、めちゃくちゃ面白い

私は一応、旅好きな人ではあります。うら若き21歳の乙女時代、初めて海外旅行に行きました。英語もろくろく話せないのに、一人でいきなりスキーバッグ一つで行ったのはニューヨーク。一泊目のホテルだけ予約してあったのですけど、行ったら部屋が埋まってい…

12冊目は桜木紫乃『家族じまい』

桜木紫乃さんの小説は三冊目です。2013年上半期の第149回直木賞を受賞した 『ホテルローヤル』 (集英社文庫)、と『裸の華 』(集英社文庫)なのですが、ワタシ的にはホテルローヤルはあまり好みではありませんでした。一冊目がそうだと中々二冊目に手を…

11冊目は『たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座』田丸雅智

6月の読了冊数は4冊でした。取り敢えず目標の3冊は上回ったので一安心です。 7月最初の本はこちら たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座 増補新装版 。 154ページの薄い本 田丸雅智さんというのは、ショートショートの小説家なんです…

10冊目は恩田陸『チョコレートコスモス』

恩田陸さんの本は、『夜のピクニック』『図書室の海』『蜜蜂と遠雷』『祝祭と予感』に続いて5冊目です。このチョコレートコスモス (角川文庫) 559ページの厚目の本です は、蜜蜂と遠雷(上)(下) (幻冬舎文庫)を読んだ後に、同じ傾向の話ということで読む…

9冊目は『沈黙のひと』小池真理子

私の父は今年88歳になり、現在初期?のアルツハイマーです。病気は他にも色々持っていますが、まだ毎日一人で散歩に行けるくらいには元気で、母と二人暮らしをしています。 そのため、認知症の父(夫)の小説 長いお別れ (中島京子・文春文庫)もとても興味…

8冊目は志賀直哉『小僧の神様』

志賀直哉は多分、中学とかの教科書で読んで以来でしょうか。『城の崎にて』は読んでいると思うのですが、今回のこの短編集 小僧の神様 他十篇 (岩波文庫) 『小僧の神様』は他に新潮文庫でも出ているが、入っている話は違うらしい。 にも『城の崎にて』が入っ…

7冊目は小松左京『復活の日』

表紙絵は生頼(おおらい)範義氏 復活の日 (角川文庫) は、1964年に書かれた小説です。1980年に深作欣二監督により映画化されています。深作監督がたまたま高校のOBだった関係で、当時名前だけの映画研究会部員だった私のところにも試写会のチケットが回って…

6冊目は丸谷才一『たった一人の反乱』

4冊目に読んだ『査問』。この本で査問が行われたのは1972年でした。 この本も夫の要らない本の箱から出した本でしたが、更にもう一冊出した本が、 たった一人の反乱 (講談社文芸文庫) 丸谷才一『たった一人の反乱』 この本は1972年に書かれた本で、『査…

『査問』つながりで米原万里さん

先日読了しました『査問』。 色々気になりまして少し検索したところ、佐藤優さんの記事が引っかかりました。 米原万里さんに関する記事でしたが、そこに米原さんがかつて日本共産党に査問をされたことがあるということがちょこっとだけ書かれていて少々びっ…