26-28冊目。10月に読んだ3冊の本
10月に夫の親が亡くなり、仕事も忙しく書く時間を作ることができませんでした。
そんな中でも何とか3冊読み終わりました。
26冊目は、
同じタイトルのドキュメンタリー映画が話題になっていたことは知っていましたが、見たわけではありませんでした。
前にも書きましたが、私の父は初期のアルツハイマーで、この本はたまたま本屋で平積みになっていたのを見かけ、パラパラ見たら面白そうだったのでそのまま購入。筆者のお母さんがアルツハイマーで、90歳過ぎのお父さんと二人暮らし。なるほどなーという話が色々書かれていました。お父さんが中々立派な方です。広島本大賞(ノンフィクション部門)を受賞したそうですけど、呉弁も味があり、アルツハイマーに関心がある方にはおすすめです。
27冊目は、
私は、横山秀夫さんの大ファンで(『64』は傑作だと思います)、小説は全部読んだと思ったのですが、2冊ばかり抜けていました(もう一冊は今、読んでいます)。この本は古本屋で見かけ、「あれっ、読んでいない」と気がついた本でした。
女性警察官が主人公で、実は横山さんに関しては、女性の描写は前から今ひとつだと思っていたので、あまり期待せずに読みました。で、結果的にはやはりそうだったのですが、解説を読んで、これが『黒い線』からの連作だったということがわかり、もう一度『黒い線』を読み返した次第です。これを読む方は、『黒い線』から読んだ方が良いかと思います。
28冊目は
この本は、スマホで電子書籍で読んだのですが、エッセイです。恋愛関係の話で、瀬戸内さんの若い頃の恋愛の話など、文豪らしく過激です。ただ、めちゃくちゃ面白いというわけではなかったので、たまに電車の中で読むという感じで読んでいたら、すごく長く時間がかかってしまいました。正直、前の方は覚えていないという…。文庫には年をとった瀬戸内さんが若い女性の恋愛相談に乗っているコーナーもあるので、恋愛に悩んでいる人には良いかもしれません。