感想・レビュー
もう、毎月、最低ノルマの3冊をこなすべく必死に月末を過ごすという感じになっています。お陰で、厚い本が読めないという。 ということで、70冊目。 『愛の不時着』論―セリフとモチーフから読み解く韓流ドラマ 作者:本橋 哲也 ナカニシヤ出版 Amazon これ…
10月も、相変わらず「愛の不時着」沼から抜け出せませんでした。OST(オリジナル・サウンドトラック)の楽譜を買って、10年ぶりのキーボードを弾いています。ボロボロですけど(腕もキーボードも)。 さて、67冊目 韓流スターと兵役 あの人は軍隊でどう…
「愛の不時着」は見終わったのですけど、完全に沼落ちしてしまい、毎日のように好きなシーンを見返している始末です。男性主役のヒョンビン扮する北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョクが素晴らしく、表情がヒョンビンとはまた違うので、役者さんってすごいですよね…
最近、月に3冊読むと安心してしまって、そこで終わりがちです。もうちょっと読みたいのですが、今頃ですが韓国ドラマ「愛の不時着」を見始めてしまって、ようやく半分なので、しばらく読書時間がうまく取れないかもしれません。 さて、61冊目 認知症はよ…
7月は、東京オリンピック。オリンピックが始まると間違いなくコロナの感染者が増えると思い、上旬に旅行をしてきました。まだその頃に旅した県は、みんな1日の感染者数が10人以下だったのですけどね。 さて、旅行をしていると、仕事が滞る→読書時間を削…
6月に読んだ本なのに、ようやく今頃。7月上旬は感染者が増える前に(オリンピックで多分増えるから)ということで、旅行をしていました。 さて、6月は夫の親戚も無事に退院して老人施設に入居させることができましたが、まだまだこれから家の処分などやる…
いつまで経っても終わらないコロナ、回ってこないワクチン。何やっているんだこの国は! の中、夫の独り身の親類が脳梗塞になり、たまたまそれに気がついた私たち夫婦で入院させることができて一安心、だけどこれからどうする?でまたもや色々大変な日々です…
3月は一冊、分厚い本を読み始めてしまったため、やはり3冊で終わりました。 41冊目は、 青春とは、 (文春e-book) 作者:姫野 カオルコ 発売日: 2020/11/19 メディア: Kindle版 久しぶりの姫野カオルコさん。 姫野さんは私より5歳ほど年上なんです。 で、こ…
2月は、15日まで一冊も読み終わっていなくて、読みかけの本で終わりそうなのから読み始めて(読みかけの本なら沢山あるのです)、最低義務としている3冊にたどり着けました。2月は短いですしね。 38冊目 解錠師 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 作者:ス…
正月は例年、親と温泉に行くのですが、コロナでそれもできず、ゆっくり本が読めるかと思ったけど、結局年賀状の返事書きで終わってしまい、ちょっと残念でした。それでも4冊読めてノルマは果たせました。 34冊目 家をせおって歩く かんぜん版 (福音館の単…
12月は、住む人のいなくなった夫の実家を売りに出すことになり、家具とか雑貨とかの引取を見積もってもらったら、50万円と言われたり、高級家具の買取価格が1000円とか、本当もう疲れます。そんな中何とかノルマの3冊を読みました。 BUTTER(新潮文庫) 作者…
11月は、前月に亡くなった夫の親の手続きに振り回されていました。今まで均衡を保っていたきょうだいの仲にちょっとひびが入ったり(相続自体で揉めているわけではないのですが)、相続って均等に分けるのでさえ、面倒なことが起きるものだと実感していま…
10月に夫の親が亡くなり、仕事も忙しく書く時間を作ることができませんでした。 そんな中でも何とか3冊読み終わりました。 26冊目は、 ぼけますから、よろしくお願いします。 作者:信友 直子 発売日: 2019/10/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) 同じ…
今回から、私基準の面白度を星で表そうかなと思います。あくまで私が面白いと思ったかどうかなので、多分純文学系とかは低いと思いますし、旅行記・ノンフィクション系は高いと思います。さて、今回はそのノンフィクション系でした。 星の数は★★★★☆というこ…
田中真知さんの本は、『たまたまザイール、またコンゴ』、『孤独な鳥はやさしくうたう』に続いて3冊目です。 帯の推薦文が辻邦生氏! 1994年に出た古い本です。そしてこの本の出版社、凱風社は倒産してしまい、当然ながら絶版です。私も古本で入手しました…
これも『首里の馬』と同じく、文藝春秋9月号で読みました。 破局 作者:遠野遥 発売日: 2020/07/04 メディア: Kindle版 文藝春秋に掲載されていた著者のインタビューに、「主人公が気持ち悪い」って言われていると出ていましたが、私は別にそうは思いません…
8月は6冊。私としてはかなりいい感じです。 さて今回、22冊目と書くのは少し抵抗がありました。この小説は単行本で出ていますが、私が読んだのは、芥川賞受賞作が掲載されている文藝春秋9月号です。でも、ここはちょっとお許しいただきましょう。 首里…
最初に出た時から話題になっていた『伯爵夫人』(新潮文庫)。 解説を含め、222ページですけど、中身は濃厚 帯にある通り、第29回三島由紀夫賞を受賞し、ずっと気にはなっていたのですけど、ためらっていたところ、年上の友人に「すごいわよー」と勧め…
前にも書きましたが、私は新米に近い日本語教師なので、日本語教育関連の本をちびちび読んで、お勉強しています。今回は、成長する教師のための日本語教育ガイドブック〈上〉(川口義一&横溝紳一郎著 ひつじ書房) 305ページの内、60ページが参考文献…
こちらも、『たまたまザイール、またコンゴ』と同じく、こちらの記事で紹介されていた本です。 ダリエン地峡決死行 (産業編集センター・わたしの旅ブックス) 税別1,100円とお手頃なためか、中は白黒写真なのがちょっと残念。 帯に書いてある通り、コロンビア…
先月読んだ、『たまたまザイール、またコンゴ』があまりに面白かった(その記事はこちら)ので、同じ著者による旅のエッセイ集である『孤独な鳥はやさしくうたう』 を読んでみました。ザイールでの川下りは奥さんとしていて、その奥さんとの出会いがこの本に…
垣谷美雨さんの本は『老後の資金がありません (中公文庫)』に続いて2冊目です。『老後の資金がありません』の時にも思ったのですが、とってもリアル現実という話でした。 うちの子が結婚しないので(新潮文庫) 帯に引きつけられました。 我が家にも20代後半…
7月は後半に読了できませんでしたが、5冊読了だったのでまあ良しとします。 さて、16冊目は『やめるときも、すこやかなるときも』 (集英社文庫) 初出は「小説すばる」 写真の下に、ブックバンドが写っていますが、これが欲しくて集英社文庫のナツイチに選ば…
私が今教えている日本語学校は中国人専門なので、「パンダが好きで2月に成都に行こうと思ったらコロナで行けなくなりました」などと話すのですけど、中国人は「え~パンダ?別に熊でしょ」みたいな反応なんです。 私も上野動物園にシャンシャンが生まれるま…
基本的に翻訳物はあまり好きではありません。それは日本語がどうしても不自然だからです。私は日本語の添削や校正も仕事にしています。欧米人の書いた日本語の文章を「日本語として不自然にならないようにしてほしい」などと依頼されますが、まず無理なので…
私は一応、旅好きな人ではあります。うら若き21歳の乙女時代、初めて海外旅行に行きました。英語もろくろく話せないのに、一人でいきなりスキーバッグ一つで行ったのはニューヨーク。一泊目のホテルだけ予約してあったのですけど、行ったら部屋が埋まってい…