死ぬまでにせめてあと1000冊は読みたい

読書記録です。アラ還の2020年5月からカウントを始めました。果たして1000冊までたどり着けるのか

24冊目は『アフリカ旅物語 北東部編』田中真知

田中真知さんの本は、『たまたまザイール、またコンゴ』、『孤独な鳥はやさしくうたう』に続いて3冊目です。

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帯の推薦文が辻邦生氏!

1994年に出た古い本です。そしてこの本の出版社、凱風社は倒産してしまい、当然ながら絶版です。私も古本で入手しました。田中さんがアフリカの北東部、エジプト、スーダンエチオピアケニアウガンダを旅した時の旅行記。古いものは1985年、あとは1990年から93年。相当に昔です。

 

私がアフリカを旅する可能性は殆どありません。まあ、ピラミッドやスフィンクスは見てみたいと思いますが、限度はそこまで。そこから南に行くことは無いでしょう。

 

さて、30年も前のアフリカの話です。相当に貧しい国々。だけど、他では見られないものが見られるところでもあります。そんなことがわかる本です。そして今では一体どうなっているのかが大変気になります。

 

この本でもスーダンに5年後に再訪した話が出ています。5年である地域が全く違う世界になってしまっているようでした。政情不安や紛争、日本では普段全く考えられないことですが、アフリカではしばしば起きます。そして今はコロナウイルスも。

 

絶滅危惧種のマウンテンゴリラの話も出ています。ちょっと調べたら日本からマウンテンゴリラに会いに行くトレッキングツアーもあるんですね。そのお金がマウンテンゴリラの保護に回るようです。何だか少し引っかかりますが、致し方ないです。

 

さて、次は中南部編も読みます。