死ぬまでにせめてあと1000冊は読みたい

読書記録です。アラ還の2020年5月からカウントを始めました。果たして1000冊までたどり着けるのか

5冊目は『アジアの日本人町歩き旅』

遡ること丁度2年前の今日、下川裕治さんの講演会に行きまして、そこでサインしていただいたのがこの本です。そこから時々読んでは放っておいたら、2年が経過してしまいました。

 

 

アジアの日本人町歩き旅 (新人物文庫)

アジアの日本人町歩き旅 (新人物文庫)

  • 作者:下川 裕治
  • 発売日: 2014/05/15
  • メディア: 文庫
 

 

下川さんの本は、今までにも沖縄や台湾の本、安旅の本など何冊か読んでいます。私よりもずっと年上なのですけど、相変わらず過酷な安旅をしていて、いつも驚かされたり、羨ましかったり。

 

今回のテーマは「日本人町」。殆どがかつて日本が征服したり、占領したり、植民地化した国々にあった日本人の町の痕跡を訪ね歩くというもの。

 

私も台湾でかつて日本が植民地時代に建てた建物を幾つも見たことがあります。どうしても申し訳無さが先立ってしまいますが、中国なんかでは、もはや誰が建てたか造ったかはあまり気にされていないようです。

 

一方で遥か昔、沖縄が琉球王国だった頃の日本人町の痕跡は殆ど残っていません。戦火もひどかったですしね。

 

ただ、痕跡を探し当てる旅は楽しそうです。北朝鮮との国境の町、中国の丹東は中国人にとっても観光地のようですし、行ってみたくなりました。