死ぬまでにせめてあと1000冊は読みたい

読書記録です。アラ還の2020年5月からカウントを始めました。果たして1000冊までたどり着けるのか

2冊目は内澤旬子さんの本

寝る前にちょこちょこと読んでいた本が読み終わりました。

 

漂うままに島に着き (朝日文庫)

漂うままに島に着き (朝日文庫)

  • 作者:内澤旬子
  • 発売日: 2019/07/05
  • メディア: 文庫
 

 

内澤さんの本は

『身体のいいなり (朝日文庫)』、ストーカーとの七〇〇日戦争』に続き3冊目です。

『ストーカーとの七〇〇日戦争』は、週刊文春で連載していて、これは面白いと思い毎週買って読んでいました。途中で休載になったので買うのをやめていたら、いつの間にか再開していて、2019年にあっという間に本になったので購入しました。

 

その本に、丁度この小豆島に移住した話をまとめた本が出る話が載っていたので興味を持って購入したのです。文庫ではなく単行本は2016年に出ています。

 

内澤さんはツイッター@riprigandpanic)もやられていて、時々読んでいます。小豆島でヤギを飼っていることは知っていました。

 

その小豆島に移住を決めるまでと、移住してからの暮らしの様子が書かれています。

私も地方の町育ちなので、田舎の恐ろしい閉鎖性というのはよく知っています。内澤さんも東北出身の母親や祖母に田舎のディストピアぶりを吹き込まれたようですけど、私が地方に持っているイメージそのものでした。

 

しかし、小豆島の暮らしぶりは移住者が多いせいか、そんな閉鎖性に悩まされることもないようです。でもそれは内澤さんの個性によるところも大きいのではないかなーと読みながら思いました。

 

移住は私も憧れがあります。でも内澤さんのように独り身でもないし、高齢の親もまだいるし、そう簡単にはいきません。いいなーとは思うけど、小さな島には住みたくないと思う私がいます。