死ぬまでにせめてあと1000冊は読みたい

読書記録です。アラ還の2020年5月からカウントを始めました。果たして1000冊までたどり着けるのか

9冊目は『沈黙のひと』小池真理子

私の父は今年88歳になり、現在初期?のアルツハイマーです。病気は他にも色々持っていますが、まだ毎日一人で散歩に行けるくらいには元気で、母と二人暮らしをしています。 そのため、認知症の父(夫)の小説 長いお別れ (中島京子・文春文庫)もとても興味…

8冊目は志賀直哉『小僧の神様』

志賀直哉は多分、中学とかの教科書で読んで以来でしょうか。『城の崎にて』は読んでいると思うのですが、今回のこの短編集 小僧の神様 他十篇 (岩波文庫) 『小僧の神様』は他に新潮文庫でも出ているが、入っている話は違うらしい。 にも『城の崎にて』が入っ…

7冊目は小松左京『復活の日』

表紙絵は生頼(おおらい)範義氏 復活の日 (角川文庫) は、1964年に書かれた小説です。1980年に深作欣二監督により映画化されています。深作監督がたまたま高校のOBだった関係で、当時名前だけの映画研究会部員だった私のところにも試写会のチケットが回って…

6冊目は丸谷才一『たった一人の反乱』

4冊目に読んだ『査問』。この本で査問が行われたのは1972年でした。 この本も夫の要らない本の箱から出した本でしたが、更にもう一冊出した本が、 たった一人の反乱 (講談社文芸文庫) 丸谷才一『たった一人の反乱』 この本は1972年に書かれた本で、『査…

スタジオジブリ 『熱風』5月号

スタジオジブリが発行している月刊小冊子『熱風』。私はこれを定期購読しています。 熱風2020年5月号 最初はたまたま本屋に置いてあったのをいただいたのですけど、中味は毎号の特集以外にも中々面白い連載があり(私は青木理さんの対談が特に気に入っていま…

たまには漫画

漫画『研修医なな子』を読みました。

『査問』つながりで米原万里さん

先日読了しました『査問』。 色々気になりまして少し検索したところ、佐藤優さんの記事が引っかかりました。 米原万里さんに関する記事でしたが、そこに米原さんがかつて日本共産党に査問をされたことがあるということがちょこっとだけ書かれていて少々びっ…

5冊目は『アジアの日本人町歩き旅』

遡ること丁度2年前の今日、下川裕治さんの講演会に行きまして、そこでサインしていただいたのがこの本です。そこから時々読んでは放っておいたら、2年が経過してしまいました。 アジアの日本人町歩き旅 (新人物文庫) 作者:下川 裕治 発売日: 2014/05/15 メデ…

4冊目は『査問』

夫は買った本を処分することなく溜め込む人なのですけど、私が私の本用に少し本棚を空けてほしいと言ったら、ゴールデンウィークに書棚の整理をしてくれまして、要らない本を一箱分出してきました。 私と夫は本の好みはあまり合わないのですが、ちょっと覗い…

3冊目、ようやく読み終わりました。

3冊目は、先日読んでいる途中をお伝えしたこれです。 日本・破綻寸前 自分のお金はこうして守れ! (幻冬舎単行本) 作者:藤巻健史 発売日: 2020/03/17 メディア: Kindle版 結構頑張って読みました。 普段、日経新聞とかを読みこなしている人には難しくないの…

今日は本が読めていないという言い訳

今日は祝日なのですけど、夫は仕事日でして、テレワーク。 食卓にパソコンを置いて仕事をしています。 私のパソコンは食卓に常置。 小さな家で向かい合わせ。 目の前で仕事をされてしまうと、さすがに気楽に本も読めません。 でも、活字を全く読まないわけで…

2冊目は内澤旬子さんの本

寝る前にちょこちょこと読んでいた本が読み終わりました。 漂うままに島に着き (朝日文庫) 作者:内澤旬子 発売日: 2019/07/05 メディア: 文庫 内澤さんの本は 『身体のいいなり (朝日文庫)』、『ストーカーとの七〇〇日戦争』に続き3冊目です。 『ストーカ…

今、読んでいる経済本

今、読んでいる本は何冊もあるのですが、取り敢えず一番最初に読み終わりたい本は これです。アマゾンでは売り切れになっているようですね。 日本・破綻寸前 自分のお金はこうして守れ! (幻冬舎単行本) 作者:藤巻健史 発売日: 2020/03/17 メディア: Kindle…

一冊目は日本語教育の本

30年で1000冊を読むには、ざっくり10日に1冊、一ヶ月で3冊読む必要があります。 ということでこの2020年5月から始めるわけですが、読みかけの本が何冊かあるので、取り敢えず今日一冊読み終わりました。 日本語教師が知らない動詞活用の教え…

はじめに

人生、何歳まで生きられるかわかりませんが、仮にあと30年位生きるとすれば、せめて1000冊は読みたいな、とふと思いました。 1000冊なんて、中には1年で読んでしまう人もいるようですけど、自分の読書記録を見返してみると、2010年9月から2…